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トレーラーにおけるシングルとダブルとは?

こんにちは!岐阜県を中心に、愛知県・三重県を含む東海3県で一般貨物自動車運送事業を手がけている株式会社阿部総業です。
トレーラーには、セミトレーラーやフルトレーラーといった種類だけでなく、トラクター側の駆動軸数によって「シングル」「ダブル」と呼び分けることがあります。
トレーラーの運転や輸送に興味がある方の中には、「シングルとダブルでは何が違うの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
そこで今回は、トラクターの駆動軸におけるシングルとダブルの違いや、それぞれの特徴についてご紹介します。

駆動軸が1軸の「シングル」

トラック荷台青
トラクターの駆動軸が1軸のタイプは、一般に「シングル」と呼ばれます。
駆動軸が1軸であるため、2軸のタイプと比べて車両構成をコンパクトにしやすく、取り回しのしやすさが特徴の一つです。
また、車両の重量や積載条件、路面状況などによって走行性能は変わりますが、駆動軸が1軸のトラクターは、一般的な輸送用途で使用されるタイプの一つです。
ただし、実際にどのタイプのトラクターが適しているかは、けん引するセミトレーラーの仕様や積載物、走行する道路などを考慮して判断する必要があります。

駆動軸が2軸の「ダブル」

トラクターの駆動軸が2軸のタイプは「ダブル」や「2デフ」と呼ばれることがあります。
駆動する車軸が2本あることで、路面状況や積載条件に応じて高い駆動力を発揮しやすい点が特徴です。
特に重量のある貨物を輸送する場合や、坂道、積雪路などの走行では、駆動力が重要になります。
ただし、ダブルだから必ず悪路に強いというわけではなく、タイヤの状態や路面、車両重量、積載状況など、さまざまな条件によって走行性能は変わります。
また、2軸トラクターの駆動軸については、車両の種類や基準によって軸重の取り扱いが異なる場合があります。
国土交通省の資料では、通常の軸重は1軸あたり10t以下とされる一方、一定の条件を満たす特例8車種のセミトレーラ連結車では、2軸トラクターの駆動軸について11.5t以下とされる場合があります。

「ダブル」はトラクターの駆動軸だけを指すとは限らない

トラック業界では「シングル」「ダブル」という言葉が、トラクターの駆動軸数を表す場合があります。
一方で、トレーラー側の車軸数についても「2軸」「3軸」などのように区別されるため、会話の中では何を指しているのかを確認することが大切です。
トレーラー側の車軸数は、積載する貨物の重量や荷重の分散とも関係しています。
車両には、車軸や車輪にかかる重量について規定があり、国土交通省も、最大積載量だけでなく軸重や輪荷重を考慮して適切に積載する必要があるとしています。
特に重量のある貨物では、積み付け方によって特定の車軸へ荷重が集中する可能性があります。
そのため、トラクターの駆動軸数とトレーラー側の車軸数は別々のものとして考え、輸送する貨物や車両の仕様に合わせて適切な組み合わせを選ぶことが重要です。
「シングル」「ダブル」という言葉が出てきた際には、トラクターの駆動軸について話しているのか、トレーラー側の車軸について話しているのかを確認すると、より正確に理解できるでしょう。

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