こんにちは！岐阜県海津市において一般貨物自動車運送事業を担っております株式会社阿部総業です。
トレーラー運転手の業界は、人手が不足しているというのは本当なのでしょうか。
そこで今回は、トレーラー運転手の人手不足について解説いたします。
トレーラー運転手になりたいと検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

業界全体が人手不足

トレーラー運転手は、業界全体が人手不足であることが現状です。
以前は普通免許で4トントラックまで運転できたことから、運送会社への転職は高いハードルはありませんでした。
しかし、1991年のAT車限定免許や2007年の中型免許の新設により、運送ドライバーへのハードルが高くなってしまいました。
4トントラックなどから運転手を始め、トラックやトレーラーへとステップアップする方法もなくなっています。
そうしたことから、若者がトレーラー運転手になるまでの道のりも容易ではなくなりました。
この点も、運送業界の人手不足の一因です。

若い運転手が少ない

若い運転手が少なくなっているのも、トレーラー運転手の世界です。
トレーラー運転手は運転している時間以外にも拘束時間があり、労働時間が長いと思われがちです。
また積載される荷物次第では、運搬した場所で積み下ろしをする可能性もあり、重労働と思われることもあります。
こうしたイメージにより、若い世代でトレーラー運転手の担い手が少ないことが現状です。
ステップアップしにくいという理由だけでなく、過酷な仕事はやりたくない人も増えているのかもしれません。

現役ドライバーの高齢化

トレーラー運転手の人手不足は、現役ドライバーの高齢化も原因となります。
若い頃に就職した運転手も、長く続けていけばいずれは年齢が高くなっていくものです。
人間は年齢を重ねるものであり、これは避けられないことでしょう。
本来は運転手の年齢が高くなっていくことに比例して、若い運転手も育っていくことで運送業界は循環していくのかもしれません。
しかし、実際には若い運転手のなり手も少ないことから、運転手の高齢化のみが進み人手不足となってしまいます。

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